天然木ウッドデッキのメリット・デメリットと施工事例|人工木(樹脂製)との違いも解説

天然木ウッドデッキは温かみのある風合いと、味わい深い経年変化が魅力です。 今回は茨城県で自然素材の家づくりを手がける「フォレストブレス」が、天然木ウッドデッキのメリット・デメリット、施工事例をご紹介します。 人工木ウッドデッキとの違いも分かりやすくお伝えしますので、ウッドデッキの仕上げ材にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。 このコラムで分かること
Contents
天然木ウッドデッキのメリット

本物の木ならではの風合いが魅力である天然木ウッドデッキのメリットをご紹介します。
より温かみのある印象に仕上がる
天然木ウッドデッキは、温かみのある見た目や柔らかな風合いが魅力です。
一枚一枚異なる木目や色合いに加え、木の自然な足触りも楽しめます。
素足で歩いたときにも、木ならではの心地よい質感を感じられるでしょう。
経年変化を感じられる
天然木ウッドデッキは、経年変化を味わえる点もメリットです。
時間の経過とともに色合いや質感が少しずつ変化し、趣のある表情を楽しめます。
外壁にも天然木を採用する場合、ウッドデッキと外壁の風合いがともに変化するため、住まい全体に統一感を持たせることができます。
▷関連コラム:板張り外壁で“趣”のある住まいに。メリット・デメリットやメンテナンスについて
自然豊かな景観に調和しやすい
天然木ウッドデッキは、自然豊かな景観に調和しやすいのも魅力のひとつです。
木の色合いや風合いが庭の植栽や周囲の緑と馴染みやすく、自然を身近に感じられる屋外空間をつくります。
また、建物と庭の間に天然木ウッドデッキを施工すると、ウッドデッキがそれぞれの空間をゆるやかにつなぐ役割を果たします。
キズなどのリペアがしやすい
天然木は、日常的に使用する中で多少のキズや汚れがついても、状態に応じてリペアしやすいのが特徴です。
表面を削ることでキズを目立たなくしたり、汚れや劣化した部分を取り除いたりすることで、木本来の風合いを取り戻せる場合があります。
ただし、表面を削った場合は塗装も落ちるため、リペア後は必要に応じて再塗装を行います。
軽微なキズや汚れであればDIYで対応できる場合もありますが、腐朽や大きな割れなどがある場合は、専門業者に相談すると安心です。
天然木ウッドデッキのデメリット

天然木ウッドデッキならではのデメリットも確認しておきましょう。
木の反りや割れが起こることがある
天然木は、吸湿すると膨張し、乾燥すると収縮する性質があります。
そのため、屋外で雨や湿気、乾燥などの影響を繰り返し受けることで、反りや割れが生じることがあります。
屋外に設置するウッドデッキは、天候の影響を受けやすく、木材の変形が起こりやすい環境です。
樹種や設置環境によって程度は異なりますが、天然木ならではの性質として理解しておきましょう。
定期的なメンテナンスが必要
天然木ウッドデッキは、定期的なメンテナンスが必要です。
屋外で雨や紫外線にさらされることで、色あせや表面の劣化などが起こるため、状態に応じて清掃や塗装などのお手入れを行います。
メンテナンスの内容や頻度は、樹種や設置環境、使用する塗料などによって異なります。
長く使用するためにも、定期的に状態を確認し、必要なメンテナンスを行うことが大切です。
樹種によって耐久性や耐候性に違いがある
天然木ウッドデッキは、樹種によって耐久性や耐候性、木材の硬さなどが異なります。
樹種によってはキズがつきやすかったり、雨や湿気による腐朽に注意が必要だったりするため、設置する環境に合った樹種を選ぶことが大切です。
また、紫外線や風雨による色あせなど、屋外環境の影響の受けやすさも樹種によって異なります。
そのため、天然木ウッドデッキを採用する際はそれぞれの樹種の特徴を理解したうえで、耐久性・耐候性・木の風合いなど重視したいポイントに合わせて選びましょう。
天然木ウッドデッキは適切な「樹種選び+塗装」がポイント

天然木ウッドデッキを長持ちさせるためには、樹種と塗装方法を適切に選ぶことがポイントです。
ウッドデッキに適した樹種や塗装方法を確認しましょう。
ウッドデッキに適した樹種
屋外に設置するウッドデッキは雨や紫外線などの影響を受けるため、屋外環境に適した性質を持った樹種を選ぶことが大切です。
特に、次のような性能に注目して選びましょう。
・耐久性が高い:屋外で長期間使用しても劣化しにくい
・耐水性に優れている:雨や湿気による腐朽が起こりにくい
・耐候性が高い:紫外線や風などの影響を受けにくい
・害虫に強い:シロアリなどの被害を受けにくい
高い耐久性を重視するならウリンやイペ、耐水性や木の風合いを重視するならサワラやヒノキなど、求める性能に合わせて樹種を選ぶことが重要です。
天然木ウッドデッキの塗装
天然木ウッドデッキは適した樹種を選び、適切な塗装で木材を保護することで状態を保ちやすくなります。
ウッドデッキの塗装は、大きく分けて「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2種類です。
| 浸透タイプ | ・木材内部に塗料を浸透させて木材を保護する ・木目を生かした自然な仕上がりにしやすい |
| 造膜タイプ | ・木材表面に塗膜を形成して保護する ・色や仕上がりを変えやすい |
天然木ウッドデッキには、木目や風合いを生かしやすい「浸透タイプ」の塗料が用いられることがあります。
木材内部に塗料を浸透させて保護するため、自然な質感を残しやすく、製品によっては塗り替え時の下地処理の負担も抑えられます。
塗料によって施工方法やメンテナンス方法が異なるため、製品の仕様を確認して適切に施工しましょう。
フォレストブレスでは、化学物質を含む接着剤を使用した合板や集成材などをできるだけ使用せず、自然素材を活かした家づくりにこだわっています。
室内だけでなくウッドデッキや外壁などの外まわりにも自然素材を取り入れ、樹種ごとの特徴や経年変化まで考慮しながら、住まいに調和する素材をご提案します。
自然素材の家づくりをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
天然木ウッドデッキがある住まいの施工事例

自然素材の家づくりを手がける「フォレストブレス」が施工した天然木ウッドデッキの事例をご紹介します。
①室内と屋外をつなぐ天然木ウッドデッキ

焼杉の外壁にサワラのウッドデッキを合わせた住まいです。
落ち着いた色合いの木材が調和し、外観に温かみを与えています。

無垢フローリングや木製サッシなど、室内にも木の素材を取り入れ、室内から屋外まで自然素材の風合いを感じられる統一感のある空間に仕上げました。
ウッドデッキを設けることで室内と屋外がフラットにつながり、リビングの延長として屋外空間を活用できます。
▷関連コラム:木製窓とは?|メリット・デメリットや後悔しないためのポイントも解説
②自然と調和する天然木ウッドデッキ

自然に囲まれた敷地に、天然木ウッドデッキを設けた住まいです。
カラマツの外壁にサワラのウッドデッキを合わせ、周囲の緑に溶け込むような落ち着いた雰囲気の外観に仕上げています。

ウッドデッキは、建物と敷地内に設けたサウナをつなぐスペースとしても活用しています。
天然木の心地よい足触りを感じながら、サウナ後のひとときを過ごせる、自然を身近に感じるくつろぎの空間です。
▷関連コラム:自然や四季を感じる家の施工事例10選|家づくりのポイントやメリット・デメリットも解説
茨城県の「フォレストブレス」は自然素材の住まいを手がけています。
細部の素材までこだわった、温かみのある住まいの事例をぜひご覧ください。

天然木と人工木(樹脂製)ウッドデッキの違い

ウッドデッキは大きく分けると「天然木」と「人工木」の2種類があります。
- ・天然木:天然の木材を使用したウッドデッキ
- ・人工木:木粉と樹脂などを混ぜてつくられたウッドデッキ
それぞれ異なる特徴がありますので、違いを一覧表で確認しましょう。
| 比較項目 | 天然木 | 人工木 |
|---|---|---|
| 見た目・風合い | 木本来の自然な木目や色合いを楽しめる | 木目を再現した均一な仕上がりが多い |
| 足触り | 木ならではの柔らかく自然な足触り | 製品によって異なるが、比較的硬め |
| 経年変化 | 色や質感が変化し、味わいを楽しめる | 色や質感が比較的変化しにくい |
| 耐久性 | 樹種によって異なる | 製品によって異なるが、屋外使用を想定した製品が多い |
| 耐候性 | 樹種や塗装によって異なる | 雨や紫外線に配慮した製品が多い |
| 腐朽・シロアリ | 樹種や環境によって対策が必要 | 腐朽しにくく、シロアリの被害を受けにくい |
| 反り・割れ | 起こることがある | 天然木に比べて起こりにくい |
| メンテナンス | 清掃や塗装などの定期的な手入れが必要 | 基本的な清掃など、天然木に比べて手入れの負担を抑えやすい |
| 価格 | 樹種によって異なる | 製品や仕様によって異なる |
人工木のウッドデッキは、日常的なメンテナンスの手間を抑えたい方に適しています。
一方で木本来の風合いや経年変化、自然な足触りを楽しみながら、住まいに温かみを取り入れたい方には天然木ウッドデッキがおすすめです。
天然木ウッドデッキに関するよくある質問

天然木ウッドデッキに関するよくある質問にお答えします。
天然木ウッドデッキの寿命・耐用年数を知りたい
天然木ウッドデッキの寿命や耐用年数は、樹種・設置環境・塗装の種類・メンテナンスの頻度などによって大きく異なります。
すべての天然木ウッドデッキに共通する寿命の目安を示すことはできませんが、屋外使用に適した耐久性の高い樹種を選び、適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、長期間使用できる場合があります。
雨や湿気がたまりにくい施工にすることや、木材の状態に応じて塗装・補修を行うことが、ウッドデッキを長く使うためのポイントです。
具体的な耐用年数について知りたい場合は、採用する樹種や設置環境を踏まえて、施工会社に確認しましょう。
メンテナンス方法と頻度について
天然木ウッドデッキは、日常的な清掃と定期的な点検・塗装を行いながら状態を保ちます。
日常的には、ほこりや落ち葉などをほうきで取り除き、汚れが気になる場合は水洗いしましょう。
また、定期的に木材の反り・割れ・腐朽などがないか確認し、異常があれば早めに補修することが大切です。
塗装の頻度は使用する塗料や樹種、設置環境によって異なりますので、色あせや塗装の劣化などの状態に応じて塗り替えを行いましょう。
天然木ウッドデッキは腐ることがある?
樹種や設置環境、メンテナンス状況によっては、天然木ウッドデッキが腐ることがあります。
特に、雨や湿気がたまりやすく、木材が乾燥しにくい環境では腐朽が進みやすいです。
適切なメンテナンスを行うとともに、専門業者による定期的な点検を受けることもおすすめします。
天然木ウッドデッキはシロアリの被害を受けるのか
天然木はシロアリの被害を受ける可能性があります。
湿気がこもりやすく、木材が常に湿った状態にある場合は注意が必要です。
定期的にウッドデッキの状態を確認し、必要に応じて防蟻処理などを行いましょう。
また、樹種によってシロアリへの抵抗性は異なるため、シロアリの被害を受けにくい樹種を選ぶことも対策のひとつです。
まとめ
天然木ウッドデッキは木本来の風合いや温かみが魅力で、家族の暮らしや家の歴史とともに味わい深い変化を楽しめます。
長く美しい状態を保つためには、樹種選びと塗装にこだわり、適切なメンテナンスを行うことが大切です。
自然素材を多く取り入れた家づくりの実績が豊富にあり、天然木ウッドデッキの施工にも詳しい住宅会社に相談しましょう。
私たち「フォレストブレス」は、1934年に製材所として創業し、長年にわたって培ってきた知識と経験を活かし、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しています。
住宅のプロとして木材にこだわった住宅を数多く手がけておりますので、まずは資料請求を通じて、私たちの住まいづくりへのこだわりをご覧いただければ幸いです。
