塗り壁の内装を採用するメリット・デメリット|種類や施工事例、後悔しないためのポイントを解説

塗り壁の内装を採用する メリット・デメリット

内装材に自然素材の塗り壁を選ぶことは、空気環境に配慮した住まいを建てたい方にとって有力な選択肢のひとつです。

そこで今回は、茨城・石岡で自然素材の家づくりにこだわる"フォレストブレス"が、内装材で使われる塗り壁の種類と施工事例、メリット・デメリットをご紹介します。

塗り壁を採用した内装で後悔しないためのポイントも解説しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。

 

このコラムのポイント

・塗り壁は珪藻土・漆喰・シラス壁などの自然素材を主原料にしたものが多く、健康に配慮した内装におすすめです

・自然素材の塗り壁は多孔質な性質によって、調湿・保温・断熱など様々な機能性があります。

・塗り壁は職人の技術力によって仕上がりに差が付きやすいため、実績豊富な住宅会社への相談をおすすめします。

内装材で使われる塗り壁の種類

<施工事例>音楽ルームのある家(水戸市)

内装材で使われる塗り壁には、様々な種類がありますので特徴を理解して選ぶことが大切です。

 

珪藻土

珪藻土の塗り壁

<施工事例>蔵をモチーフにした家 (石岡市)

珪藻土は、珪藻という植物性プランクトンの殻が長い年月をかけて海底や湖底に堆積してできた自然素材です。

顔料を混ぜることで豊富なカラーバリエーションを採用でき、柔らかな雰囲気の仕上がりになります。

珪藻の殻にある無数の小さな穴が空気層の役割を果たし、様々な効果を持つ点も特徴です。

  • ・調湿
  • ・消臭
  • ・空気清浄
  • ・断熱、保温
  • ・吸音
  • ・ホルムアルデヒドを吸着

自然素材のため、アレルギーをお持ちの方がいるご家庭でも安心して使用できます。

 

漆喰

漆喰の塗り壁

<施工事例>北窓の家

漆喰とは、石灰石を焼いて水を加えた「消石灰」を主原料にした自然素材です。

内装だけでなく外装の塗り壁として使われることもある耐火性の高い素材で、真っ白で滑らかな壁に仕上がります。

二酸化炭素を吸収すると硬化する特徴があり、時間をかけて強度を高める素材のため、高い耐久性を持つ点が特徴です。

調湿・抗菌・消臭などの効果も持ち、室内の空気環境を気にされる方に選ばれている歴史のある内装材です。

 

シラス壁

シラス壁

<施工事例>和の家

シラス壁とは、マグマが岩石となる前に粉末となった「シラス(白砂)」を主原料にしており、南九州の広大なシラス台地から主に採取されています。

化学物質を含まない自然素材であるため安全で、静電気が発生しにくくホコリが付きにくいなどメリットも多いです。

耐久性も高いため、内装材だけでなく外装材や舗装材として使われることもあります。

珪藻土や漆喰と同様に多孔質の素材であり、調湿・消臭・断熱・保温など多くの機能を持つため、室内の快適性を高める内装材としても人気が高いです。

 

土壁・砂壁

自然の土や砂を使った内装材で、昔から日本で使われてきた自然素材です。

  • ・土壁:粘土質の土に細かく刻んだわらを混ぜ、水で練って下地に塗った壁
  • ・砂壁:砂や土を混ぜた仕上げ材を、下地や土壁に吹き付けたり塗ったりした壁

独特な和の風合いが特徴的で、特に土壁は高い調湿・蓄熱効果があります。

砂壁は他の塗り壁とは異なるザラザラとした仕上がりにできますが、砂が落ちるためメンテナンス性やお手入れの大変さから採用されることが少なくなってきました。

 

天然石系

天然石系の塗り壁

<施工事例>県央の家

天然石を砕いて細かい石粉や砂状にしたものに、石灰などを混ぜることで塗り壁として使用できます。

マットで柔らかな仕上がりになり、顔料によってナチュラルな風合いの色を付けることも可能です。

調湿や消臭などの機能性にも優れ、化学物質を吸収して無害な物質に変換してくれるため、家づくりの素材にこだわる方にも選ばれています。

 

モルタル系

モルタルとは、セメントに砂と水を混ぜてつくられた塗り壁材です。

これまでご紹介した塗り壁材とは異なり、人工的につくられたもので自然素材ではないため、化学物質を避けたい方には不向きです。

モダン・インダストリアルなどスタイリッシュなデザイン性を求める方に人気があります。

 

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茨城・石岡の"フォレストブレス”では、自然素材の塗り壁を内装に採用した住まいを手掛けております。

まずは資料請求を通じて、私たちの住まいづくりへのこだわりをご覧いただければ幸いです。

▶フォレストブレスの自然素材について

 

塗り壁の内装にするメリット

温かみのあるシラス壁の塗り壁

<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋

塗り壁の内装を採用するメリットをご紹介します。

 

①化学物質を含まない自然素材が多い

モルタル系など一部の素材を除き、塗り壁は化学物質を含まない自然素材が主原料です。

そのため、敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して使用できます。

有害物質を放出しないため、シックハウス症候群などの健康被害への影響も抑えやすいです。

 

②様々な機能性を持つ

自然素材の塗り壁は無数の穴がある「多孔質」のものが多く、この穴が様々な機能性をもたらします。

  • ・調湿
  • ・消臭
  • ・断熱、保温
  • ・吸音

特に珪藻土やシラス壁は、調湿や消臭の効果が高く期待できます。

壁表面の汚れやホコリ、油分によって穴を塞がれると、効果が弱まることがあるため、定期的なメンテナンスがおすすめです。

 

③木材などとの相性が良い

シラス壁の塗り壁

<施工事例>焼杉の外壁と薪ストーブの家

自然素材の塗り壁は木材との相性が良い点もメリットです。

  • ・調湿や空気清浄の相乗効果が期待できる
  • ・自然の質感が調和して温かみのある雰囲気になる
  • ・どちらも経年美化を楽しめる素材である

どちらも化学物質を含まない天然の素材のため、健康に配慮した住まいづくりを希望する方にとって、安心して採用できる組み合わせです。

 

④自然環境に優しい

自然素材を主原料にした塗り壁は環境に優しい素材です。

化学処理がほとんど必要ない素材のため、製造過程での二酸化炭素排出が抑えられ、廃棄時もリサイクルや土に還すことができます。

また、調湿・保温・断熱効果により少ないエネルギー量で室内を冷暖房できるため、間接的に地球温暖化進行を抑えることにもつながります。

 

⑤世界で1つだけの壁をつくれる

世界で1つだけの塗り壁

<施工事例>焼杉の外壁と薪ストーブの家

塗り壁は職人の手作業によって仕上げる内装材です。

そのため、クロスのようにパターン化された模様はなく、世界で1つだけの壁をつくることができます。

上の事例のように、ご家族の手形をつけるなどオリジナリティを出せるのも塗り壁の魅力です。

 

塗り壁の内装にするデメリット

塗り壁の内装のデメリット

塗り壁の内装を採用するデメリットをご紹介します。

 

①一般的なクロスと比べて費用が高い

塗り壁は一般的なクロスと比べて費用が高い点がデメリットです。

自然素材のため材料費も割高ですが、職人による手作業のため施工費が上がるケースも少なくありません。

費用を抑えた家づくりをしたい方にはおすすめしない内装材です。

 

②施工や乾燥に時間がかかる

塗り壁は施工や乾燥に時間がかかります。

乾燥する時間を十分に確保しないと、ひび割れやムラの原因につながるため注意が必要です。

また、コテ仕上げなどの模様付けによっては施工にさらに時間がかかるため、、一般的な内装工事よりゆとりを持ったスケジュールになることがあります。

 

③職人によって仕上がりに差が付きやすい

手作業によって仕上げていく塗り壁は、職人によって仕上がりに差が付きやすいです。

経験の少ない人が施工すると、不自然な凹凸や色ムラが出やすく、仕上がりの美しさに差が付くことがあります。

また、不適切な施工はひび割れの原因にもつながり、内装の耐久性に影響を及ぼす可能性も高いです。

 

④衝撃や揺れによってひび割れしやすい

塗り壁は、物がぶつかった衝撃や地震などの揺れによってひび割れしやすいため、扱いには注意が必要です。

ひび割れが起こると、見た目だけでなく耐久性や防汚性にも影響することがあります。

隙間から水や汚れが入り込むと、壁材の劣化や変色の原因になるため、ひび割れした際は早めに補修しましょう。

 

塗り壁の内装にして後悔しないためのポイント

塗り壁の内装

<施工事例>のびのびと暮らせる小さな家(筑西市)

内装に塗り壁を採用して後悔しないためのポイントをご紹介します。

 

仕上がりを細かく確認する

塗り壁は職人が手作業で施工するため、事前に仕上がりを確認することができません。

施工写真を参考にしても、日当たりや照明の当たり方によって印象が変わることがあります。

細かな模様付けや色味を確認し、住宅会社とイメージを共有しておくことが大切です。

 

事前に費用を把握しておく

塗り壁を採用したい場合は事前に住宅会社に伝え、見積もりに反映させてもらいましょう。

あらかじめ資金計画に塗り壁の費用を含めておくことで、後々の予算オーバーを防ぎやすくなります。

特に、塗り壁の採用事例が多くない住宅会社の場合は、割高になる可能性があるため注意が必要です。

 

水回りの採用は慎重に検討する

塗り壁を水回りの内装材に選ぶと、水跳ねや油跳ねによって劣化しやすくなります。

そのため、水回りに採用する際は施工範囲を慎重に検討しましょう。

キッチンのコンロやシンク、洗面台の水栓周りはタイルやパネル材などの耐水性のある素材で張り分けるなどの方法もおすすめです。

水回りの塗り壁とタイル壁

<施工事例>県央の家

こちらの住まいでは、洗面ボウル周りの壁三方にタイルを施工し、塗り壁への水跳ねを防いでいます。

 

実績豊富な会社に依頼する

自然素材の塗り壁の内装を採用する場合は、実績豊富な会社に依頼することが大切です。

標準仕様が塗り壁の会社であれば施工の質が安定しており、材料も適正価格で仕入れることができます。

さらに、塗り壁以外の自然素材についても知識や経験が豊富な場合が多く、壁以外の内装材についても安心して選定を任せられます。

 

茨城・石岡の"フォレストブレス”ではご家族が思い描く理想の住まいや暮らしをお伺いしたうえで、適切な塗り壁のご提案をしております。

自然素材の内装材を使って家づくりをしたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▶フォレストブレスの自然素材について

 

室内の塗り壁はDIYできるのか

塗り壁のDIY

室内の塗り壁はDIYすることが可能です。

しかし、材料の選定や下地処理など塗る前の準備から手間がかかって知識も必要なため、経験の少ない方には難易度が高い作業となります。

仕上がりの美しさや耐久性を求めるなら、塗り方の技術まで考慮しなければなりません。

このような理由から、塗り壁はDIYではなく専門業者に依頼することをおすすめします。

 

まとめ

塗り壁は自然素材を原料としているものが多いため、健康に配慮した住まいを建てたい方でも安心して採用できる内装材です。

仕上がりや機能性、耐久性などを踏まえ、珪藻土・漆喰・シラス壁など様々な素材の中からご自身に合う内装材を選びましょう。

塗り壁の内装は、住宅会社によって仕上がりや費用に大きく差が付くため、実績豊富で信頼できる会社へ相談することが大切です。

 

私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。

住宅のプロとして、接着剤まで自然素材にこだわった住宅を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。

▶フォレストブレスへのご相談はこちら

 

著者情報

渡辺 勉

渡辺 勉渡辺⽊材株式会社(フォレストブレス)代表取締役

⽊材会社として⻑年⽊に携わってきた経験を⽣かし、⾃然素材の家づくりを⾏っています。
アレルギーやアトピー、喘息の原因となる化学物質を含む接着剤を使用した合板・集成材、防蟻防腐剤注入土台、グラスウール、ビニールクロス、そして廃棄時有害なものは使いません。
⽊の特性を⾒極め、適材適所に活⽤できるノウハウを持ったわたしたちと本物の⽊の家をつくりませんか。

保有資格
  • 二級建築士

  • 茨城県木造住宅耐震診断士

  • 茨城県住宅耐震・リフォームアドバイザー

  • 福祉住環境コーディネーター

  • 一級エクステリアプランナー

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