漆喰の家は寒くて後悔する?|漆喰の家のメリット・デメリットや施工事例を紹介

漆喰の家

 

自然素材でつくられた漆喰の家は、伝統的な美しさとどこか温かみのある雰囲気が特徴的です。

他にも、機能性が高いことでも注目されている漆喰の家ですが、何となく寒そうなイメージもあり、「漆喰の家は寒くて後悔しない?」と不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、漆喰の家のメリット・デメリットや実際の施工事例なども紹介しますので、後悔しない漆喰の家づくりをご検討されている方は、ぜひごらんください。

 

コラムのポイント

●漆喰の家とは何か?漆喰の特徴を紹介します。

●漆喰の家のメリット・デメリットを紹介します。

● 漆喰の家の実際の施工事例や漆喰の家で後悔しないためのポイントを紹介します。

漆喰の家とは?|漆喰の特徴を紹介

漆喰の家|茨城県の施工実例

漆喰の家づくりで後悔しないためにもまずは、漆喰とはどのような特徴がある建築材料なのかを把握しておきましょう。

ここでは下記の通り、漆喰の特徴を紹介します。

漆喰とは

漆喰とは、主成分を消石灰とする日本古来の建築材料です。

日本では、古くから寺院や城郭、民家の蔵などに壁材として使用されてきた歴史があり、伝統的な美しさはもちろん漆喰の魅力ですが、

サンゴ礁が長時間かけて堆積した自然素材なので人体や環境にやさしいことも漆喰が注目を集めている理由のひとつです。

漆喰には種類がある

一口に漆喰と言っても、下記の通り、漆喰には様々な種類がありそれぞれ特性があります。

ここでは、日本における代表的な漆喰の種類について紹介します。

本漆喰

お城や蔵の壁に使われてきた日本古来の漆喰です。

塩焼き消石灰と麻すさ・海藻のりと水を混ぜる昔ながらの製法でつくられます。

土佐漆喰

海藻のりを使わず、代わりに藁を混ぜてつくるので強度が高いという特徴があります。

藁の成分により、ベージュの色合いが特徴的です。

琉球漆喰

沖縄では屋根に使用されていた漆喰で薄茶色の色合いが特徴的です。

基本的には海藻のりを使わず、藁を混ぜる点で土佐漆喰と共通点がありますが、土佐漆喰に比べ藁の混入量が多いので、濃い黄色とベージュの中間色となります。

漆喰の仕上げ方

漆喰の仕上げ方の代表的なものと言えば、漆喰押さえ仕上げです。

城郭や寺院、蔵などの外壁で採用され、漆喰を塗り、こてで押さえることで平らな仕上がりとなります。

この他にも、こての跡を敢えて残すことで波のような模様を残す仕上げ方や壁を粗面にする仕上げ方、逆に鏡面に仕上げるような仕上げ方もあります。

このように、漆喰の外壁はデザインのバリエーションを選ぶこともできます。

漆喰の家は寒い?

結論から言えば、建築材料として漆喰を採用することで室温が寒くなることはありません。

確かに、主原料が消石灰なので触るとひんやりとしていますが、漆喰は断熱性が高いので室内の温度を維持することができます。

さらに、下記のような対策をすることで夏は涼しく、冬は暖かい漆喰の家を実現できます。

  • ・断熱性能の高い断熱材を選ぶ
  • ・断熱性能の高い窓やドアを採り入れる

 

自然素材にこだわるなら、羊毛断熱などのアイデアもあります。

下記の記事では、羊毛の断熱材のメリット・デメリットなどを紹介していますので、参考にしてください。

>羊毛(ウール)の断熱材とは?メリット・デメリットを解説

漆喰の家のメリット・デメリット

漆喰の家|茨城県の施工実例

漆喰の家づくりで後悔しないためにも、漆喰の家のメリット・デメリットを事前に把握しておきましょう。

漆喰の家のメリット

漆喰の家には、下記のようなメリットがあります。それぞれ、見ていきましょう。

自然素材だから健康的に暮らせる

自然素材である漆喰は、シックハウス症候群など住宅の健康被害のリスクを軽減することができます。

シックハウス症候群とは、居住者の健康を維持するという観点から問題のある住宅において見られる健康障害の総称のことを指します。

そして、シックハウス症候群の原因は、下記のようなものがあると考えられています。

 シックハウス症候群の原因となる「室内環境の何か」には様々な要因があり、
(1)化学的因子:揮発性有機化合物(VOC)、暖房器具や調理器具からの排ガス、タバコ煙など
(2)生物的因子:ダニやカビ、細菌など
(3)物理的因子:音、光な
 があります。

引用元;東京都保健医療局ホームページ「シックハウス症候群とは」

自然素材である漆喰ならシックハウス症候群の化学的因子によるリスクを軽減できますし、漆喰には調湿性能があるのでダニやカビの発生を抑えることができます。

また、漆喰は、国土交通省の告示対象建築材料以外の建築材料の例として公表されています。

参照元;国土交通省ホームページ「告示対象建築材料以外の建築材料の例とその扱い」

告示対象建築材料以外の建築材料とは、ホルムアルデヒドの発散がほとんど認められないことから居室の内装仕上げや天井裏等に、シックハウス対策に係る規制を受けることなく用いることができます。

さらに、他の建築材料も自然素材にこだわることで、住宅健康被害のリスクを軽減できます。

自然素材の家については、下記の記事でも紹介していますので、ぜひごらんください。

>自然素材の家でこだわりの注文住宅を|メリット・デメリットや実例を紹介

調湿性能が優れている

漆喰は、調湿性能が優れている建築材料です。

調湿性能がある建築材料とは、吸湿性能と放湿性能があるものを指します。

そして、吸湿とは、湿気を吸い取ることで、放湿とは、吸収した水分を放出することです。

このような漆喰の性質から、漆喰の壁は「呼吸する壁」とも呼ばれています。

漆喰の調湿性能は、室内の湿度を一定に保つ効果があり、カビやダニの発生防止や、壁などの結露を防止することで家そのものを長持ちさせることにもつながります。

調湿の住環境にもたらす効果については、下記の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

>”調湿”とは?住環境にもたらす効果やおすすめの建材を解説

耐火性・耐久性が高い

漆喰は、耐火性・耐久性が高い建築材料です。

まず、耐火性については、漆喰は建築基準法における不燃材料とされていますので、極めて耐火性・防火性が高い建築材料と言えます。

次に、漆喰の外壁は重ね塗りなどのメンテナンスを行うことで、耐用年数が100年以上と言われている耐久性が高い建築材料です。

このように、耐火性・耐久性が高いことが、漆喰の家のメリットです。

漆喰の家のデメリットは?

一方で、漆喰の家には下記のようなデメリットがあります。

汚れが落ちにくい

漆喰の壁の表面には細かい凹凸があるので、一度ついた汚れが落としにくいというデメリットがあります。

汚れを放置しておくと、さらに落としにくくなるので、細目な清掃が必要です。

ひび割れが起こる場合がある

漆喰は弾力性がないので、乾燥するとひび割れが生じやすくなるという特徴があります。

ただし、下地材を工夫したり、工事の時季を調整するなどの対策をすることで、ひび割れのリスクは昔よりは軽減しています。

万が一、ひび割れが起こってしまったときに、すぐに相談できるようにアフターフォローがしっかりとしている施工会社を選ぶようにしましょう。

ビニールクロスと比べると費用が高額になりがち

漆喰の家は、ビニールクロスと比べると費用が高額になりがちです。

漆喰の種類にもよりますが、漆喰の壁の費用は概ね5,000円/㎡~と言われています。

費用が高額になる理由としては、漆喰の壁づくりは、ひび割れを生じにくくするためにも中塗り、上塗りなど工程を多くしなければならないなど、手間がかかることが挙げられます。

したがって、工期も長くなりがちですが、ビニールクロスと違ってその後のメンテナンスがほぼいらないことを考えると、長期的に見れば費用対効果は高いです。

左官職人の腕によって仕上がりが左右されがち

漆喰の家づくりは、左官職人の腕によって仕上がりが左右されがちです。

日本の左官技術は、海外でも評価されていますが、左官職人さんの高齢化による人材不足が顕著になってきています。

また、漆喰の性質を知り、正しい施工方法で施工しないと、仕上がりが悪くなり、ひび割れなどの原因にもなります。

したがって、左官職人さんを多く抱えている施工業者、家づくりの施工実績が豊富な施工業者を選ぶことが、後悔しない漆喰の家づくりのポイントです。

漆喰の家の施工事例を紹介

漆喰の家|茨城県の施工実例

それでは、実際に漆喰の家の施工事例を見てみましょう。

漆喰の家の施工事例|漆喰外壁のシンプルな平屋

こちらは、漆喰外壁のシンプルな平屋の施工事例です。

外壁は、本漆喰仕上げにより自然素材の漆喰の家を実現しています。

漆喰の家|茨城県の施工実例

内装には、たっぷりと木材を使用することで木の温かみを感じることができます。

建物の外側も内側も、自然素材にこだわった平屋をつくることができました。

漆喰の家|茨城県の施工実例

▶<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋

漆喰の家の施工事例|蔵をモチーフとした漆喰仕上げの平屋

こちらは、蔵をモチーフとした漆喰仕上げの平屋の施工事例です。

日本の伝統である漆喰の外壁が美しいです。

さらに、同じく日本の伝統的な建築材料である土瓦、木材を組み合わせることで趣のある和の家を実現しています。

漆喰の家|茨城県の施工実例

▶蔵をモチーフにした家

漆喰の家の施工事例|漆喰の外壁に木材がアクセント

こちらは、白い漆喰の外壁に1階部分の木材がアクセントとなっている漆喰の家の施工事例です。

漆喰と木材は色合いは違いますが、同じ自然素材なので相性がよいです。

漆喰の家|茨城県の施工実例

▶<施工事例>光や風を感じる家

フォレストブレスにはここでは紹介しきれなかった漆喰の家の施工事例が他にもたくさんありますのでぜひごらんください。

<施工事例>

漆喰の家づくりで後悔しないためのポイント

漆喰の家|茨城県の施工実例

最後に、漆喰の家づくりで後悔しないためのポイントを紹介します。

漆喰の家づくりは、下記のポイントを意識しながら進めることで後悔しない漆喰の家づくりを実現できます。

漆喰の家の施工実績が豊富な施工会社に依頼する

漆喰の家づくりは、漆喰の種類や仕上げのアイデアなどバリエーションが豊富です。

また、正しい施工方法やその地域に合った仕上げ方をすることでひび割れなどのリスクを軽減することができます。

上記のような点については、一般の方ではわからないことも多いでしょう。

したがって、漆喰の家づくりに関する知識が豊富で提案力のある施工会社を選び、早い段階から専門家と相談しながら進めていくことで、後悔しない漆喰の家をつくることができます。

漆喰と相性のよい素材や色合いをコーディネートする

漆喰の家づくりは、素材や色合いに統一感を持たせ、トータルコーディネートすることで後悔しない漆喰の家をつくることができます。

そして、漆喰本来のナチュラルな色合いを活かすためには、自然素材などが相性がよいです。

例えば、漆喰の外壁の一部を板張りにしてアクセントとすることでシンプルな漆喰の外壁に、独自性を持たせることができるでしょう。

また、内装に無垢材をたっぷりと使用することで、漆喰の壁の持つ調湿性をさらに高めることができます。

まとめ

今回は、漆喰の家のメリット・デメリットなどを紹介しました。

漆喰の家は、伝統的な美しい外観だけではなく、健康的に暮らすための機能性もたくさんあるので、快適な住環境をつくることができます。

漆喰の家は、メリットとデメリットがはっきりしていますが、漆喰の知識や施工実績が豊富な施工会社に早い段階で相談しながら進めることで、後悔しない漆喰の家づくりが実現できるでしょう。

私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。

漆喰の家をはじめ、自然素材にこだわった事例を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。

▶フォレストブレスへのご相談はこちら

著者情報

渡辺 勉

渡辺 勉渡辺⽊材株式会社(フォレストブレス)代表取締役

⽊材会社として⻑年⽊に携わってきた経験を⽣かし、⾃然素材の家づくりを⾏っています。
アレルギーやアトピー、喘息の原因となる化学物質を含む接着剤を使用した合板・集成材、防蟻防腐剤注入土台、グラスウール、ビニールクロス、そして廃棄時有害なものは使いません。
⽊の特性を⾒極め、適材適所に活⽤できるノウハウを持ったわたしたちと本物の⽊の家をつくりませんか。

保有資格
  • 二級建築士

  • 茨城県木造住宅耐震診断士

  • 茨城県住宅耐震・リフォームアドバイザー

  • 福祉住環境コーディネーター

  • 一級エクステリアプランナー

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