「杉のフローリング」を床材に選ぶ9つのメリットと注意点|天然木材の魅力を実例でご紹介

「杉のフローリング」を 床材に選ぶ9つのメリット

「杉(スギ)」は、フローリングだけでなく住宅のさまざまな箇所に使われる、日本を代表する天然木材です。

そこで今回は、杉材のフローリングを選ぶメリットと注意点を解説します。

杉材のフローリングを採用した住まいの実例もご紹介しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。

 

このコラムのポイント

・杉は古くから日本の建築に使われている樹種で、構造材だけでなく内装や外装まで幅広く施工できる点が特徴です。

・杉のフローリングは足ざわりの良さが心地よく、断熱・調湿・消臭・殺菌などにおいても高い機能性を持ちます

・樹種の特徴やお手入れ方法などもしっかりと説明してくれる、天然木を使った床材の施工実績が豊富な住宅会社をおすすめします。

杉(スギ)とは

杉の内装材

<施工事例>楽しく暮らすシンプルな平屋(東海村)

杉とは日本の代表的な樹種であり、針葉樹に分類されます。

本州・四国・九州が主な生産地で、長寿で樹齢が100年以上になる木も少なくありません。

日本で古くから建築に使われていて、歴史的な建造物への採用により、高い耐久性が認められています。

 

特徴

杉の特徴をご紹介します。

成長速度 ヒノキなどと比べて比較的早い
重量 軽くて加工がしやすい
柔らかさ 柔らかさや弾力性がある
(十分に乾燥させれば引張り・圧縮・曲げ強度が高まる)
色味 淡いピンク〜赤茶色系が中心で、節がある

 

加工性の高さと柔らかさが杉材の魅力のため、床材としても人気があり、注文住宅で多くの住まいに取り入れられています。

 

住宅の採用箇所

杉は住宅の様々な箇所に採用できる木材です。

  • ・外装材:外壁・軒天など
  • ・内装材:床・壁・天井・建具など
  • ・設備:キッチン・洗面台など
  • ・構造材:柱・梁・土台など

 

【焼杉の外壁】
外観|焼杉の外壁
<施工事例>焼杉の外壁と薪ストーブの家 

【杉材の造作キッチン】
杉の造作キッチン
<施工事例>奥様こだわりの木のリフォーム

杉材は柱や梁、土台などの強度が求められる「主要構造材」にも多く採用されています。

床材以外にも外装材や造作の設備など、多くの箇所に取り入れられるのが特徴です。

 

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床材を「杉のフローリング」にする9つのメリット

杉のフローリング

<施工事例>音楽ルームのある家(水戸市)

床材を杉のフローリングにするメリットをご紹介します。

 

メリット① 足ざわりがいい

柔らかくて弾力性が高い杉材は、足ざわりの良さが特徴です。

程よいクッション性があるため身体に負担がかかりにくく、歩きやすい床になります。

小さなお子さまやペットがいるご家庭でも、安心して採用できる床材です。

 

メリット② ニオイによるリラックス効果がある

杉特有の「フィトンチッド」の香りによって、リラックスできる空間をつくることができます。

フィトンチッドが持つ木の優しい香りはストレス軽減や安眠効果があり、ご家族がゆっくりくつろぐリビングや寝室などにおすすめです。

フローリングの中でも、1枚の天然木から切り出した無垢床なら、より効果を実感できます。

 

メリット③ 調湿性がある

杉材は小さな細胞がたくさん集まった構造をしています。

細胞内で湿気を吸ったり吐いたりできるため、室内の湿度を調整することが可能です。

実際に奈良県で実施された実験では、スギ材の高い調湿効果が認められています。

参考:奈良の木のこと|奈良県環境森林部県産材利用推進課

 

メリット④ 断熱性が高い

杉材のフローリングは断熱性が高い点もメリットです。

天然木材のフローリングは、表面にシートを貼ったビニール系素材の床材と比べて熱伝導率が低いため、熱の移動を抑えられます。

また、「兵庫県立農林水産技術総合センター」の調査によると、スギ材は他の樹種と比べても比較的熱伝導率が低いことが報告されています。

参考:兵庫県⽴農林⽔産技術総合センター

 

メリット⑤ 消臭・殺菌効果がある

杉材から発揮される「フィトンチッド」は、空気中の菌やカビの繁殖を抑える効果もあります。

内装材として杉を取り入れることで、消臭・抗菌が期待できるため、快適で健康的な室内の空気環境が実現可能です。

和歌山県が公表している資料には、104匹いたダニがフィトンチッドの効果によって23匹まで抑制したといったデータもあります。

参考:和歌山県ホームページ

 

メリット⑥ 加工や施工がしやすい

杉材は比較的柔らかいため、床材としての加工や施工に適した樹種です。

新築はもちろんのこと既存の床への張り替えや部分補修などのリフォームにも対応できます。

また、十分に乾燥させた杉材は、施工時の反りや割れも比較的生じにくい点も特徴です。

 

メリット⑦ 温かみのある内装になる

杉材の淡いピンク〜赤茶色系の色味を床面に取り入れることによって、温かみのある内装に仕上がります。

ヒノキやパイン材などと比べて色に濃淡があるため、木目が際立った存在感のある床になる点も特徴です。

 

メリット⑧ 経年変化を楽しめる

天然木の床材は、時間の経過と共に色が変わる「経年変化」を楽しめるのもメリットです。

杉材の場合は徐々に色の濃さが増し、赤褐色や飴色さらには落ち着きのある茶色へと変化します。

 

メリット⑨ 環境や健康に優しい

天然木材を使用したフローリングは、環境や健康に優しい点も特徴です。

木材は再生可能な資源であり、ビニール素材のシートフローリングと比べると、有害物質の発散量も抑えられます。

無垢フローリングを採用し、施工時に使う接着材も「膠」などの天然由来のものにすることで、さらに安全性の高い家づくりが可能です。

▷関連コラム:にかわ(膠)の接着剤とは|作り方やメリット、自然素材を使った接着剤の注意点を解説

 

床材を「杉のフローリング」にするデメリットと注意点

杉フローリングのデメリット

床材を杉のフローリングにするデメリットと注意点をご紹介します。

 

デメリット① 柔らかいためキズや凹みがつきやすい

杉材は比較的柔らかいため、物を落とした際などにキズや凹みがつきやすいです。

家具の下などには保護パッドをつけて凹みを防ぎ、定期的にオイルやワックスでメンテナンスを行いましょう。

軽度のキズであれば研磨によって補修することも可能ですが、天然木ならではの味わいとしてあえて残しておく方も少なくありません。

 

デメリット② 温度・湿度の変化によって収縮がある

天然木全般の特徴ですが、温度や湿度の変化によって床材に収縮が起こります。

乾燥によってフローリングに隙間が生じたり、湿気によって反ったりする可能性はゼロではありません。

室内の温度・湿度を管理することで収縮や反りを防ぎやすくなるため、日常生活の中で意識してみましょう。

 

デメリット③ 水や汚れに強くない

天然木のフローリングは、ビニール素材の床材に比べると水や汚れに強くありません。

杉材に限った話ではありませんが、木材が水や汚れを吸収してシミになるケースもあります。

水や汚れがついたらすぐに拭き取り、定期的にオイルやワックスを塗ったりするなどの対策がポイントです。

 

茨城・石岡の"フォレストブレス"では、自然素材を使った家づくりをしています。

中間マージンをカットした独自の流通ルートによって木材のコストを抑えることで、上質で快適な住まいをご提案することが可能です。

杉材のフローリングを取り入れた家づくりをしたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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杉材のフローリングを採用した住まいの実例

杉フローリングの実例

<施工事例>偕老の家

杉材をフローリングに取り入れた住まいの実例をご紹介します。

 

内装に杉材を多く取り入れた温かみのある住まい

杉フローリングと天井の羽目板

フローリングを始め、天井・キッチン・カウンターなどに杉材を取り入れた住まいです。

床材には味がある節ありのフローリングを採用し、天井には美しい木目の羽目板を採用しています。

心地良い木の香りに包まれた、落ち着いた雰囲気のLDKに仕上がりました。

<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋

▷関連コラム:〈羽目板張り天井〉人気の秘密は?おすすめ樹種を解説

 

存在感のある「杉材の無垢フローリング」

杉の無垢フローリング

杉材の無垢フローリングと羽目板を採用した住まいです。

建具やテレビボードは天然木で造作し、壁材はシラス壁を取り入れ、空間全体を自然素材で仕上げています。

木材やシラス壁の調湿・消臭・抗菌効果が期待できる、家族が健康的に暮らせる快適な空間が完成しました。

<施工事例>こだわり満載のシンプルな平屋

▷関連コラム:【体に優しい自然素材】シラス壁とは?効果やメリット・デメリットを解説

 

リフォームで杉材のフローリングを採用した鉄骨住宅

鉄骨住宅を杉フローリングでリフォーム

内装リフォームによって杉材の無垢フローリングに張り替えた住まいです。

キッチンやカップボード、天井の羽目板にも杉材を取り入れ、鉄骨住宅とは思えないほど木に囲まれた心地良い空間に生まれ変わりました。

木造でなくても内装に天然木を取り入れることで、木の香りや温もり、調湿効果などを感じられる快適な住まいにリフォームできます。

<施工事例>鉄骨だけど木の家(リフォーム)

▷関連コラム:造作キッチンのメリットは?10のポイントを事例とともに解説

 

まとめ

杉材のフローリングは見た目の美しさ以外にも、足ざわりの良さや空気環境を整える機能性など、魅力的なメリットが多いです。

木材特有のデメリットや注意点を理解したうえで、経年変化も味として楽しめる方に杉材のフローリングをおすすめします。

天然木のフローリングを採用する際は、自然素材を取り入れた家の施工実績が豊富な住宅会社に相談し、素材選びやメンテナンス方法まで含めて最適な提案を取り入れましょう。

 

私たち"フォレストブレス"は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かし、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。

住宅のプロとして木材にこだわった住宅を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。

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著者情報

渡辺 勉

渡辺 勉渡辺⽊材株式会社(フォレストブレス)代表取締役

⽊材会社として⻑年⽊に携わってきた経験を⽣かし、⾃然素材の家づくりを⾏っています。
アレルギーやアトピー、喘息の原因となる化学物質を含む接着剤を使用した合板・集成材、防蟻防腐剤注入土台、グラスウール、ビニールクロス、そして廃棄時有害なものは使いません。
⽊の特性を⾒極め、適材適所に活⽤できるノウハウを持ったわたしたちと本物の⽊の家をつくりませんか。

保有資格
  • 二級建築士

  • 茨城県木造住宅耐震診断士

  • 茨城県住宅耐震・リフォームアドバイザー

  • 福祉住環境コーディネーター

  • 一級エクステリアプランナー

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