ヒノキアレルギー・花粉症と木材の関係|「檜の家」がもたらす効果と注意点

ヒノキアレルギーの方が家づくりをする際に、ヒノキの木材は使わない方がいいのかと心配になるケースは多いです。
そこで今回は、茨城で自然素材の住まいを手掛ける「フォレストブレス」が、ヒノキアレルギーや花粉症とヒノキ木材の関係性をわかりやすく解説します。
ヒノキが持つ効果や住まいに取り入れる際の注意点もご紹介しますので、ぜひ家づくりにお役立てください。
・ヒノキアレルギーは基本的に花粉に含まれる成分に反応して症状が出るケースがほとんどです。
・ヒノキの木材から花粉は飛散しないため、ヒノキアレルギーの場合でも木材を取り入れた家づくりができます。
・まれにヒノキ材や精油から出る微量な成分に反応する方もいるため、ご自身の体質に合わせた樹種を選べる住宅会社への相談がおすすめです。
Contents
ヒノキアレルギーとは

ヒノキアレルギーとは、ヒノキの雄花から出る花粉に含まれる成分に対して起こるアレルギー反応のことを指します。
数年から数十年かけて花粉を繰り返し浴び、抗体の量が増加することで発症するケースが多いです。
花粉症有病率は年々増加傾向にあり、小さなお子様が発症することもあります。
症状
ヒノキアレルギーを発症すると次のような症状が現れます。
- ・くしゃみ
- ・鼻水
- ・鼻づまり
- ・目のかゆみ
- ・涙目や充血
- ・喉の違和感
他にも倦怠感や頭痛に悩む方がいたり、喘息が悪化したりと人によって症状は異なります。
また、鼻づまりなどの影響で不眠や集中力低下につながるケースも少なくありません。
ヒノキアレルギーと花粉症の関係
一般的なヒノキアレルギーは花粉症の一種に分類されます。
花粉症には、スギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギなど様々な種類があるのが特徴です。
2019年の調査では、全国の約4割を超える人が何らかの花粉症を発症しているというデータもあります。
どの花粉症も基本的な症状は似ており、ヒノキ花粉はスギ花粉と併発することが多いです。
ヒノキアレルギーと木材の関係性

ヒノキアレルギーは主に花粉に反応するもので、木材そのものに触れたり、ヒノキ材を使った住宅で生活したりしても症状が出ることはほとんどありません。
そのため、ヒノキ材を内装や家具に採用しても、花粉の飛散時期を除けば一般的には問題なく過ごせます。
敏感肌やアレルギー体質の方は、まれにヒノキ材やヒノキ精油に含まれる微量の成分に反応するケースがあります。
気になる方は事前にヒノキとの相性を確認したうえで、家づくりに取り入れると安心です。
詳しくは後ほど解説します。
ヒノキアレルギーでも安心|ヒノキの家がもたらす効果とは

ヒノキアレルギーはヒノキの花粉が原因で起こるもので、ヒノキ材が使われた家には安心して住めるケースが多いとお伝えしました。
むしろヒノキがもたらす効果によって、暮らしの快適性が高まる可能性もあります。
消臭・抗菌効果
ヒノキ材はアンモニアなどのニオイの消臭に効果的です。
そのため、住まいにヒノキ材を取り入れると、快適できれいな空気を保ちやすい環境が整います。
また、ヒノキ精油には二酸化窒素等の大気汚染物質の除去作用があることも研究で明らかになりました。
防虫効果
ヒノキは日本農林規格(JAS)による樹種の耐久性区分で、最高ランクの「D1特定樹種」に分類されています。
「D1特定樹種」は非常に耐久性が高く、腐朽やシロアリ被害に強い木材と認められた樹種のことです。
防虫性の高さから、住宅の土台や柱、梁などの主要構造材に使われることも多いです。
また、ヒノキチップから発散されるニオイ成分には、ダニの行動を抑える効果があるという研究結果も得られています。
調湿効果
ヒノキなどの木材には調湿効果も期待できます。
木は周囲の温度や湿度の変化に合わせて、空気中の水分を吸収・放出することが可能です。
木材に加工された状態でも効果が発揮されるため、内装材に積極的に取り入れることで、室内の湿度を適度に保ちやすくなります。
▷関連コラム:“調湿”とは?住環境にもたらす効果やおすすめ建材を解説
香りによるリラックス効果
爽やかで落ち着いたヒノキの香りは、自律神経に働きかけて副交感神経を優位にし、心身を落ち着かせる可能性があると報告されています。
ヒノキ材を使った室内空間では心身がリラックスしやすく、ストレスの軽減や安眠のサポートにもつながるといった研究結果もありました。
また、ヒノキの香りが免疫細胞の働きに影響を与える可能性も示されるなど、ヒノキ材を使った家では様々な効果が期待されています。
▷関連コラム:木の香り「フィトンチッド」の効果とは|住まいの森林浴で心を整える暮らし
茨城・石岡の"フォレストブレス"では、自然素材を使った家づくりをしています。
ヒノキがもたらす効果を活かす住宅をご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。
ヒノキ材を取り入れた住宅事例

ヒノキ材を取り入れた住宅の事例をご紹介します。
①ヒノキの見せ梁

存在感のあるヒノキの梁を露出させたLDKの内装です。
フローリングや壁にも天然木を施工し、木の香りと温かみでリラックスできる住まいに仕上げました。
②ヒノキのフローリング

リフォームによってヒノキ材の無垢フローリングに張り替えました。
淡い色味のヒノキフローリングは柔らかな印象を与えるだけでなく、耐久性・防腐性に優れているため、長く良好な状態を保ちやすいのも魅力です。
③ヒノキの造作洗面台

ヒノキ材を使った造作洗面台のカウンターや収納棚の事例です。
耐久性が高く、水や湿気に強いヒノキ材は洗面台の素材に適しています。
ヒノキに含まれる成分には、木材腐朽菌の活動を抑える働きが期待できるため、しっかり手入れをすれば長く清潔に使えるのも魅力です。
▷関連コラム:後悔しない造作洗面台の作り方|失敗事例を元に対策を紹介
ヒノキを住宅に取り入れる際の注意点

ヒノキを住宅に取り入れる際の注意点は、敏感肌やアレルギー体質の方はアレルギー反応が出るリスクがあることです。
一般的なヒノキアレルギーの場合は花粉が要因のため、問題なく暮らせるケースが多いですが、まれにヒノキ材や精油の成分に反応することがあります。
また、ヒノキチオールの強い香りによって、頭痛やめまいを引き起こす場合もあります。
実際に当社でも、お施主様の体質にスギ・ヒノキが合わず、様々な樹種を試してサワラを採用したといった事例がありました。

アレルギーなどがご不安な方は、事前にご相談いただき、ご自身に合った樹種を検討することが大切です。
また、自然素材を使った家づくりをしていて、様々な木材に対応できる住宅会社への相談をおすすめします。
茨城・石岡の"フォレストブレス"では、様々な樹種を取り入れた住まいを手掛けております。
まずは資料請求を通じて、私たちの住まいづくりへのこだわりをご覧いただければ幸いです。
スギ・ヒノキ花粉を家に持ち込まないための対策が重要

家にいてもくしゃみが出て目がかゆいという場合、木材に反応しているのではなく、外から室内に花粉を持ち込んでいることが原因になっているケースが多いです。
新築時に次のような工夫を取り入れ、花粉をできるだけ家に持ち込まないように対策しましょう。
- ・シューズクローゼットにアウターをかけられるようにする
- ・玄関と洗面所を近づけて帰宅後すぐに「手洗い・うがい・洗顔」する
- ・花粉をカットできる高性能フィルター付きの換気システムを採用する
- ・洗濯物を室内干しできるスペースを設ける
- ・花粉が入り込みにくい気密性の高いサッシを選ぶ
- ・床材や壁材は掃除しやすい素材にする
- ・乾燥して花粉が舞わないように調湿効果のある内装材を選ぶ
間取りの工夫だけでなく、換気設備や内装材選びにもこだわることで、花粉の影響を受けにくい家にできます。
また、花粉はできるだけ外で払ってから室内に入ったり、こまめに掃除をしたりと日常的な取り組みも大切です。
まとめ
ヒノキアレルギーは花粉が要因で発症するケースが一般的なため、ヒノキ材を使った住まいでも問題なく暮らせるケースがほとんどです。
むしろ、ヒノキ材は調湿・抗菌・リラックス効果などが期待でき、効果的に取り入れることで暮らしの快適性向上につながります。
なかにはヒノキ材・精油に含まれる成分にアレルギー反応を起こす方もいるため、自然素材を使った家の施工実績が豊富な住宅会社へ相談し、体への影響を確認しながら家づくりを進めることをおすすめします。

私たち"フォレストブレス"は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かし、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。
住宅のプロとして木材にこだわった住宅を数多く手掛けておりますので、お気軽にご相談ください。

