オーガニックコスメとは|定義や魅力、ナチュラルコスメとの違いをわかりやすく解説

「オーガニックコスメ」という言葉が注目される一方で、正しい内容を理解せずに選ばれていることも少なくありません。
そこで今回は、オーガニックコスメの定義や魅力、基準についてわかりやすく解説します。
ナチュラルコスメや無添加コスメなど、オーガニックコスメと似たような化粧品との比較もご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
・オーガニックコスメとは有機栽培された植物原料を中心に、化学合成成分を極力使わずにつくられた化粧品のことです。
・オーガニックコスメは肌への刺激が弱く、自然素材の香りや質感が楽しめるなどの魅力があります。
・国内では認証基準が定まっていないため、ご自身で成分や海外の認証マークなどを確認して製品を見極めることが大切です。
Contents
オーガニックコスメとは|定義を解説

オーガニックコスメとは、有機栽培された植物原料をメインに、化学合成成分を極力使わずにつくられた化粧品のことです。
- ・有機栽培された植物原料:化学肥料や農薬を使わずに育てた植物から抽出した成分
- ・化学合成成分:合成香料・合成着色料・石油由来成分
「オーガニックコスメ」は、化学物質が全く入っていない化粧品をイメージする方も少なくありません。
しかし、実際にはオーガニックコスメでも製品の品質を保つために若干の化学合成成分を含むケースが多いです。
ただし、一般的な化粧品と比べると、成分の使用量は格段に少なくなっています。
オーガニックコスメの魅力

オーガニックコスメの魅力をご紹介します。
肌への刺激が少ない製品が多い
オーガニックコスメは植物由来の成分が多く、化学合成成分が少量であるため、比較的肌への刺激が少ないとされています。
敏感肌の方や小さなお子様でも安心して使える製品も多いです。
毎日使うスキンケア用品などの成分にこだわることで、肌への負担を抑えながら、心地良いケアを続けることができます。
植物の香りや質感が自然で使い心地が良い
オーガニックコスメは、植物由来の香りや質感が楽しめる製品が多いです。
- ・ラベンダーやローズ、柑橘類などのやさしく自然な香り
- ・肌になじむしっとりとした使い心地
- ・ベタつきにくく自然なうるおいを感じられる質感
一般的な化粧品特有の強いニオイや人工的な使用感が苦手な方は、自然な使い心地のオーガニックコスメのほうが日常的に取り入れやすい傾向があります。
環境への影響に配慮した製造方法・パッケージを取り入れている
オーガニックコスメは化粧品本体の成分にこだわるだけでなく、製造方法やパッケージにも配慮した製品が多いです。
例えば、再生可能エネルギーを使用して製品を製造したり、リサイクル素材を用いたパッケージを選んだりしているブランドもあります。
メーカーの細部へのこだわりまでチェックし、企業の考えに共感できるオーガニックコスメを選ぶことで、より満足度の高いスキンケアにつながります。
フィトンチッドなど植物由来成分の効果を取り入れられる
オーガニックコスメには、ヒノキ精油など木材由来の成分を取り入れた製品もあり、フィトンチッドによる「木の香り」を楽しめるのが特徴です。
フィトンチッドを含むコスメは、森林浴のようなリラックス感を日常のスキンケアに取り入れられます。
オーガニックコスメのなかでも主成分には大きな違いがあるため、肌質や好みに合ったものを選ぶことが大切です。
>関連コラム:木の香り「フィトンチッド」の効果とは|住まいの森林浴で心を整える暮らし(公開時挿入)
日本国内にはオーガニックコスメに関する基準がない

実は、日本国内にはオーガニックコスメに関する明確な基準がありません。
2007年に「日本オーガニックコスメ協会」が発足し、民間レベルで基準づくりが進められていますが、国としての統一基準は今も存在しません。
ちなみに食品の場合は「有機JAS制度」があり、有機に関する基準が明確に定められているため、認証を受けたものだけがオーガニック食品として販売されています。
>関連コラム:【オーガニック食品】メリット・デメリットや無農薬との違いなど分かりやすく解説
国内ではオーガニック表示でも認証なしの場合がある
日本国内では認証制度がないため、各ブランドやメーカーの判断で自由に「オーガニックコスメ」と表記しても問題ありません。
実際に、少量の自然由来成分しか配合していない製品でも、オーガニックコスメとして売り出されているケースもあります。
製品を選ぶときは次のような内容を確認しましょう。
- ・国際的なオーガニック認証を受けているか
- ・オーガニック原料や自然由来成分の配合割合の明確さ
- ・成分表に合成成分が多くないか
- ・香料・着色料が天然由来であるか
- ・ブランドの理念や原料・製造の透明性
オーガニックコスメを使う消費者自身が厳しい目を持つことが大切です。
世界の認証基準
世界には、オーガニックコスメに対して明確な認証基準を設けている国や地域もあります。
代表的な認証機関をご紹介します。
- ・COSMOS(欧州統一規格)
- ・ECOCERT(フランス)
- ・USDA Organic(アメリカ)
- ・NaTrue(ドイツ)
各認証機関によって基準は異なりますが、原料の品質・オーガニック比率・製造工程・環境配慮などが厳しく審査されています。
上記の機関で認証を受けたオーガニックコスメは国内でも販売されているため、信頼性のひとつの目安として認証マークを確認するのもおすすめです。
オーガニックコスメと似た化粧品の違いを比較

オーガニックコスメと似た名称の化粧品も多くあるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。
いずれも国が定めた正式な定義ではありませんが、化粧品を選ぶ際のひとつの目安にはなりますので、参考にしてみてください。
ナチュラルコスメ
ナチュラルコスメとは、植物由来・天然由来の成分を中心に使った化粧品のことを指します。
化学合成成分が使用されている製品も多く、配合比率や製造工程について明確な決まりはありません。
必ずしも有機栽培でない点がオーガニックコスメとの違いです。
無添加コスメ
無添加コスメとは、次のような一定の成分を含まない化粧品のことです。
- ・パラベン
- ・鉱物油
- ・合成香料
これらはあくまで一例であり、実際に「使用していない成分」はメーカーによって異なります。
何を入れていないかに焦点を当てた化粧品である点が、オーガニックコスメとの違いです。
ヴィーガンコスメ
ヴィーガンコスメとは、動物由来の原料を使用せずにつくられた化粧品のことです。
「動物性不使用」が軸となる開発のため、原料の栽培方法に基準があるオーガニックコスメとは、異なるカテゴリーに位置付けられます。
動物実験を行わないブランドも多く、環境や動物福祉に配慮したい方から支持されています。
自然派化粧品
自然派化粧品とは、できるだけ自然素材を使うことをコンセプトとした化粧品です。
今回ご紹介した化粧品のなかで、最も基準が曖昧な化粧品と言えます。
明確な基準はなく、メーカーが持つ「自然」というイメージでつくられているケースが多いです。
オーガニックコスメから考える「衣・食・住」の素材選び

スキンケアなどの化粧品は毎日肌に触れるものだからこそ、成分や製造工程を大切にしたいですよね。
こうした考え方は「衣食住」といった暮らし全体にも共通しています。
- ・何を身につけるか
- ・何を食べるのか
- ・どんな空間で暮らすのか
このような日々の小さな選択が、良質な暮らしをつくっていくのです。
特に住まいは、長時間かつ日常的に触れる場所だからこそ、素材の質・安全性・心地よさが暮らしの満足度に大きく影響します。
「本当に安全で心地良い素材か」を考え、自分たちの価値観に合っている住宅会社を見極めることが、快適な暮らしへの第一歩です。
>関連コラム:自然素材の家でこだわりの注文住宅を|メリット・デメリットや実例を紹介
"フォレストブレス”では、家づくりに以下のものを使わないことをお約束しております。
- ・化学物質を含む接着剤を使用した合板、集成材
- ・防蟻防腐剤注入土台・グラスウール
- ・ビニールクロス・廃棄時有害なもの
マイホームに住むご家族はもちろんのこと、建築する職人さんそして自然環境に優しい住まいをご提案いたします。
喘息やアレルギーなどにお悩みの方もぜひお気軽にご相談ください。
まずは資料請求を通じて、私たちの住まいづくりへのこだわりをご覧いただければ幸いです。
まとめ
オーガニックコスメは、肌への刺激が比較的少なく、自然素材ならではの香りや質感を楽しめる点が魅力です。
一方で日本国内には明確な基準が設けられていないため、消費者自身がオーガニックコスメについて正しい知識を身につけ、製品を見極めることが重要になります。
オーガニックコスメだけでなく、身体への影響が大きい「衣食住」に関わる素材の質に目を向け、健やかで心地良い暮らしにつなげていきましょう。
私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしを実現できる住まいをご提案しております。
木材から断熱材まで自然素材にこだわり、化学物質を使わない家づくりを手掛けていますので、お気軽にご相談ください。

