どこよりも空気のおいしい、
帰りたくなる我が家です。
呼吸が深くなる家。
早く帰りたくなる家。
あきらさん
住みはじめてみて、一番違うと思ったのは“空気”。 外に出ても、他の建物に行っても、家に戻ってくると一番ほっとします。 子どもたちもあまり外にでないんですよ。 いいことなのかは分からないですけど(笑)なんだか舌の奥が甘いような、空気に味があるような、そんな感じがします。
渡辺
そんなに感じるようになったんですか!敏感ですね(笑)
みえさん
でも本当に、ショッピングセンターとかに行くと、匂いやホコリが気になるようになってしまったほどです。 「空気を買った」って言ってもいいくらい、気持ちのいい家です。
渡辺
なるほど。お子さんのぜんそくはその後どうですか?
みえさん
ここに住みはじめてからもうすぐ一年ですが、(引っ越してすぐに一度だけ、おそらくヘアスプレーでの発作はありましたが、)それっきり発作は出てないです。 おまけに、カユミは無かったものの、がさがさしていた私の肌が、住み始めて3ヶ月ほどしたら、ツヤツヤきれいになってきたんです! 住環境を変えただけでこんなに変わるものなんだと、住んでみて改めて驚いてます。
渡辺
それは本当によかったです。 "自然じゃないもの"をできる限り使わないのが、フォレストブレスのこだわりですから。
あきらさん
内壁がシラス壁なので、吸湿もしてくれて、湿度も家が一番ちょうどいいですね。 風があればクーラーつけなくてもいいほど夏は涼しいし。 光の入りかたも考えてくれたから、夏の暑い日差しは窓辺の直前で止まるから部屋が暑くならないし、窓辺から一歩先に進んだだけで本当に温度が全然ちがう。
みえさん
冬は部屋に日差しが差し込んで、ひなたぼっこできて、日中はストーブをつけなくてもいいくらい。 夜もペレットストーブ1台でファンを回せば家中あったかいし。
渡辺
狙いどおりですね! 四季のある日本で家を建てるなら、日差しの角度は考えなくてはなりませんからね。
あきらさん
ウッドデッキもすごく広く作っていただいたので、いろんなことしてます。 おもちゃみたいな流し素麺の機械でも、デッキでやるとなぜかすごく楽しいんですよ(笑)
みえさん
晴れてる日は外でごはん食べたり。 デッキまでの導線がフラットだからちゃぶ台をずずずっと横に動かすだけで外に出れちゃう。 デッキの屋根を透明にしていただいて、はじめは透明って大丈夫かな・・・と思っていただけど、洗濯物もすごくよく乾くし、夜に見上げたら星がきれいで・・・。 庭にも野菜を植えたりして、すごく季節感がある生活ができてますね。 柑橘系も植えたので、だんだん育つのが楽しみです。
住んでから気になる
メンテナンスのこと。
みえさん
ただ、正直に言うと、木のメンテナンスはとても不安でした。私でもできるのかな?って。
渡辺
心配される方、非常に多いんです。 でも、木の色はだんだん変わっていくけど、それは経年変化であって、そんなに劣化しているわけじゃないんですよね。 自分たちと同じように木も味わいが深まっていく。 下手に塗料とかを塗ってしまうと、それは顔料で色をつけているということだから、どうしても落ちてきたりして、何度も塗り直さなきゃいけないんですよ。
みえさん
ですね。住んでみて改めて実感しました。 床のフローリングも、ワックスを塗るとか考えたけれど、足の感触がとてもきもちよくて、椅子の跡などの傷は多少ついても生活に支障はないし、 むしろ愛着がどんどんわいてきます(笑)
あきらさん
羽目板に雨染みができたときも、「これって大丈夫なんですか?」と聞くと、「いまは気になるかもしれないけど、強度には問題なくて、 いずれ色がついて、味が出てくるよ」と教えてくれましたよね。 木材のプロだから、やっぱり木のことをとてもよく分かってらっしゃる。そういうところが本当に安心できます。
渡辺
雨染みなどはどうしても出てしまうんですが、そういった経年変化も考慮しながら、強度を保つべきところを太く作ったり。 そういう工夫もしっかりしています。 木は紫外線で焼けていくので、10年も経てば、深い味わいのある色になっていくんですよね。 それも、木の家の楽しみのひとつ。 10年後、20年後、30年後が楽しみですね。
あきらさん・みえさん
そうですね。 これからも、わからないこと、不安な事が出てくると思いますが、渡辺さんがいれば大丈夫、と思っています(笑)! どうぞこれからも、末永くよろしくお願いします!