昔はたくさん使われていた、日本の木。
良い木も、ちょっと使いづらい木もあるけど、人の健康・地球の健康によい木。
構造材をはじめ、床・天井・壁にこれからも使っていきます。
国産材を使うメリットはたくさんあります。
ひとつには、日本の環境を守ります。
人工林が多い日本の森林は、ひとが手入れをし、山を健全に育成する必要があります。
そのためには木を使うことが重要です。
なぜなら、伐採した山にまた木を植えて命を循環させ、山を健全に保つために。
そうして山から川、海の環境を守る治山治水に大きな役割を果たし、
結果として日本の環境を守ることにつながります。
二つめは、日本の気候風土に合っていること。
三つめは、輸入材を使用した場合と比較すると、
その輸送に関わるエネルギーコストをはるかに低く抑えることができます。
さらには、CO2削減などに有効です。
木を使うということは、永続的に長い期間、CO2を固定させることでもあります。
人に対しては、まず室内環境のよさがあげられます。
内装材として使用した場合、
調節機能があるのでお部屋の湿度保全に効果があります。
木の放つ香りの中には、心を落ち着かせるリラックス効果や
殺菌など空気浄化の効果があります。
視力低下を引き起こす「白内障」や「翼状片」の原因となるとも考えられている
紫外線の反射が少ないため、
目に与える刺激も小さくなり、心地よい空間をつくってくれます。
また、音が適度に吸収され、聞き取りやすくしてくれます。
人によいとされる様々なデータが報告されています。
・(参考ページ)林野庁/木材はひとにやさしい
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kidukai/con_2_2.html
建築資材としての優れた性能
この気候風土にあった国産材を使うことは、丈夫で長持ちする家づくりの原点でもあります。
適材適所に使い、きちんとした施工による木造建築の耐久性は、
優に100年以上はあります。
法隆寺をはじめとする様々な歴史的建造物が証明しています。
住宅をつくるための木材選びの三大要素
家づくりで使用する木材には、場所や目的によってそれぞれの特性・適性を発揮できるものを選ぶ必要があります。
求める構造上の要件や意匠などのご希望を予算と擦り合わせ、どれだけ高いレベルで調整できるかということが
木造建築においての重要なポイントです。
すなわち「木材の適性」「構造」「意匠」の3つをバランスよく組み立ていきます。
様々な木材の特質と、使える場所・使ってはいけない場所を十分にご説明しご理解いただいた上で、
合理的で経済的な木材をいっしょに選びましょう。
構造材としての木材
私たちは家の根幹をなす構造材に、化学物質を原料に含む接着剤を使った集成材は使用いたしません。
シックハウスやアレルギーなど、ひとの健康に悪影響を及ぼすからです。
さらに、集成材そのものとその接着剤が経年変化により劣化すれば、新築時の強度が保てなくなります。
構造材として使った集成材が剥がれた事例があります。それも使用しない理由です。
代わりに、檜・杉・松など、地元産を中心に国産の無垢材から選びます。





